もぐらのブルース

もぐらのブルース


今日も地下ではもぐらがせっせか仕事

穴を掘るだけが仕事じゃないぜ


受け継がれたトンネルの

増築・改修・修理


住みやすい世界で暮らせる為に


向きか不向きか

なんて考えることじゃない


好きなことだから続けるだけさ


誰かの為に繋がるなら

はみ出しもので構わない


毎日被るヘルメットを

たまには磨いてあげましょう


負けない ぐれない 楽をしない

笑いながらも コツコツと

見返そう 逆転を 両手で起こそう

堪えながらも、キラキラとひかる


支えてんの?支えられてんの?

回してんの?回されてんの?


本当は全て分かっているんだ


時代のせいと笑ってみても

誰の為の時代かは分かっている


例え1パーの才能でも

99パーを努力で埋める


そして1パーの可能性を

何パーにするのかは自分次第


真っ直ぐ ごまかさず ラッキーはないぜ

笑いながらも、コツコツと。

見習おう ぎこちない、リアルな自分でも

学び続けば、キラキラとひかる


気がつけばもぐらは夢の中

磨いたヘルメットを抱えたまま


光を求めて

光を求めて


細かい事なんだろうね

皆からしてみればさ


穴だらけの この心は

愛でしか潤せないのさ


秘密があるんだよ


誰にも言えないんだよ


人は皆、平等だと思う

僕はきっと上手くいきすぎた


閉じたままの引き出しを開くと

埃まみれのメダル達が笑っていた


秘密を教えて

秘密と引き換えに


あなたを教えて

私の命と交換しよう


行き場もなく車を走らせた

どうしたって上手くいかない事ばかりだ


自分自身の弱さが見えてきた

行き場のない想いは何処へ消えるの?


光を求めて


虫の息

虫の息


まあ、なんという星だろう

君の目にどう映るだろう?

 

x歳に俺が居る

この星に振り回されて


俺たちが誰の役にも立てないのなら

俺たちは一体何のために生まれたんだろうな


穴から見上げた星は


胸を抑え切れぬ感情を

押し殺してあげよう


そして、這いつくばれるため

思い出しては泣いた日を抱く


俺が人として生きる道は

まるで自分の事じゃないようだ


俺たちがこの命の終わりを迎えたなら

俺たちは此処にいた事も忘れてしまうかな


無数になった星よ


あのころ永遠が本当に

永遠だと思っていたんだ


言うならば最悪な毎日だったかもしれない

それでも善を尽くそう

この足に感謝しよう

天に笑われても虹は在るから


俺たちは間違っているのかな?

自分に問いまだ悩んでいる


間違えど進もう


月の引力を感じて

目を閉じ歩こう

そして立ち続けていくため

思い出しては泣いた日を祝う


まあ、なんという星だろう

君の目にどう映るだろうか。


スタンドバイミー

スタンドバイミー


夏の匂いが胸をくすぐった

スカートを踊らす南風吹き抜けて。


校舎の中を駆け抜けるメロディに

誰にも負けぬよう野球部と唄った。


根拠なんかなくたって君が好きだった

今、真っ白な入道雲がはにかんでみせた


夏のキラキラは神様さえ

羨ましがってる

風が巡らすページのように

時間が駆け抜けて


焦らしたりしないで

きっといつか伝わるさ

振り向いた瞬間、目が合う君に

予感がしたんだ


君の髪を太陽が透かした

どんな顔で笑ってくれるかな


偶然を装ったフリして慣れない道も通る

今、運命を試してみても

「まさか」は起きなくて


夏のキラキラは神様さえ羨ましがってる

風が巡らすページのように時間が駆け抜けて


約束できるかな

願っているだけじゃ伝わらない

笑われ者になってもいいから

心をノックする


もういいかい?

もうちょっと

気づかれるような場所に行く

「もういいよ」って思えるまで

諦めたくないよ


夏のキラキラは神様さえ羨ましがってる

風が巡らすページのように時間が駆け抜けた


走り出した蜃気楼を超えて

誰も邪魔させない

だって心では気付いていた

二度とは来ないこと


「いつまでも忘れない」

ならば今伝えなきゃ


君の指の隙間から

予感がしたんだ